引越し

前日は、回復すべく早めに寝る。
22時には寝床に入ったのだが、2,3時間おきに目が覚める。
そのたびに体温を測るのだがほとんどかわらない。
んで、朝5時頃、幾度目かの覚醒を迎える。
また体温を測ろうとしたらどこにも体温計が無い。
どうやら、脇に挟んだまま寝てしまった様子。
水銀の体温計を懐に入れたまま寝るなんて、冗談じゃない!
と思って急いで探したら、割れてなくて無事にお腹の上あたりにあった。
朝から余計な冷や汗かかされた。
それから2、3度寝て9時半くらいに兄に連絡を入れる。
熱あるから行けそうに無い、と言ったら、えらく気落ちしてる様子。
もしかして私以外に誰も手伝い呼んでないのか?と思って、外を見ると雨が降っていて、雨の中一人で引越しなんて地獄だよなーとか思いながら、体温計ると37.6度に下がっていた。
これならなんとかなるかもしれねえ、と考え直し、再度連絡を入れて向かう旨を伝える。
着替えて、雨の中笠を差しながら駅へ向かう。
食欲が無いので当然何も食べてない。
行く途中、電車の中で思ったのだが、体調が悪い時やトイレに行きたくてしょうがない時って、えらく時間が立つのが遅く感じるなぁと。
少し道に迷ったけど無事兄の家に着く。
家具はほとんど無いのだが、問題は4階建てマンションの4階に住んでいて、エレベーターとかが無いところだ。
ついてみると、実はもう一人兄の会社の先輩が手伝いに来てくれるらしい事がわかる。ぐったり。
んで、厄介なのは二つだけ、冷蔵庫と洗濯機。
最初にその二つだけでも下ろしてしまうか、と2人で狭い階段をえっちらおっちら運ぶ。
普段よりも足運びに不安がある。
流石に熱がある時に引越しの手伝いなんてやるものじゃないなーと思った。
無事に運び終わったところで、もう一人が来る。
とりあえず食事に行く事になった。
牛タンシチュー定食というのを食ったのだが、全部食いきれなくて残す事に。
食い物をこんな形で残すなんてどれくらいぶりだろう?
食事が終わってからはまた積み込み作業。
とはいえ、一人3,4往復くらいで終わる。
引越し先はアパートの一階らしく、2人でも余裕だろうと思ったので、この時点で帰らせてもらう事に。
んで帰ってからずっと寝てたのだが、さっき起きてまた体温測ってみたら熱が上がってた。
明日は病院行ってから会社行くか……