某所で目にした

Wraith: the Arisingは2.0対応だぜ、とあったので、「あれ?Revじゃなかったっけ?」と思ってみてみたら
patch for WOD 2.0
って書いてあった。
まぁircで聞いてみたら、昔はRev対応だったんだけど、2.0が出たから2.0対応に改修したのであろ?との事だった。
んでキャラクター作成のところだけ軽く見てみる。もちろん仕事中にな!!
一応知らない人のために書いておくと、The Wraith Projectってところで掲載されている同人システムです。
んで、中を見てみると確かに、コアで人間キャラ作って、それにレイステンプレをおっかぶせるという2.0形式でした。
旧版との違いはといえば、まずは<死因/Death>と<協約/Concord>)てのを選んでキャラの肉付けをします。
 <死因>てのはそのものズバリ死んだ原因なんですが、選んだ<死因>によって能力に修正がつき、初期に覚えるNumina(Arcanosじゃなくしたようです)が決まり、短所がつきます。例えば病に倒れた者は、健康な体を渇望しながら死んだが故に死後の世界でStaminaが+1され(強い想いは世界に影響するのか?)、病的な雰囲気がPresenceとManipulationを使った判定でダイスを減少させる、など。ここら辺は2.0だからというよりオルフェウスからの影響ぽいですね。
 <協約>はV:tRのCovenantsみたいなものです(まぁ古くはD:tFからなんだろうけど)。選択する事によって長所や短所や制約があって、またNuminaも決まると。例えば《信仰者》だと、障壁の向こうには天国あるぜー、フェリーマンが案内してくれるに違いない、とヨタを信じてる集団だったりします。ちなみに彼らは現世にあまり執着が無いのでアンカーが最大7までしかありません。他にも、フェリーマンから秩序を維持するよう言われてるから頑張るぜーみたいな《騎士団》、人類を見守り続ける《伝え手》だとか微妙な集団がいるようです。
 さて、2.0になりましてFetterから名前を変えたのが<アンカー/Anchor>。コアでこの単語を使ってるからまぁいたし方ないですね。あと、Passion相当のものが無いのでもしかしたら<アンカー>に統合されてしまったのやもしれません。<アンカー>にもレベルがあるんですが、コアルールにある<アンカー>のレベル×10ヤード、という移動制限に関しては書いて無いけどどっかに記述あるのかな?まぁ細かい使い方は旧版のFetterと同じでいいと思います。Numinaの対象にしたからといって難易度は下がらんのだろうけど。
 <アンスト/Angst>は旧版にもありました、シャドウの力を表す値です。Arisingだと<道徳>に直接関わっており、初期値は1で、<アンスト>が上昇する毎に<道徳>の最大値が低下します。
 そして<まぢから/Numina>、これまた旧Arcanos相当ですね。旧版では基本13個(サプリで色々増えましたけどね。Dark Arcanosだとか他国のレイスのArcanosだとかで結構多かった)だったのが、10個に減らしてあるんですが、1レベルを取ってその後成長させる時にそれぞれのNuminaごとにルートがあって、覚える<まぢから>が違うようです。そこら辺まだ読んでないんでどんなのがあるかわからないんですが。<まぢから>にはCommonとUncommonがあって、選択した<死因><協約>に寄ってかわります。Commonは自分の選んだ<死因><協約>に関わらず取れるけど、Uncommonはそうではないと。
 長所の取得ですが、肉体が無いと無意味な長所を取るのはやめましょう、と書いてあります。まぁ当然ですやね。コアルールに書いてある長所以外に、レイス特有のものとして旧版にもあったArtifactやEidolon、Memoriamなどのいくつかの長所が上げられています。
 あとは細かいのが色々あるんですが、面白そうなのはTainted Essence Poolですかの?まぁきちんと読み込めてないんで説明は端折る訳ですがw。シャドウ周りはまた今度読んでみようかと。


結構面白そうかなーと思わなくも無いんですが、誰か気合の入った方チャレンジしてみてくれませんか?とはいえ、旧版で実現可能な事を2.0でやる意味があるのかは他のシステム同様謎ですけどね。