豚よ、豚よ！

横手さん（id:myyokoty)の「野生の豚に良心はあるのか？」という深遠な問いかけにマジレスしてみる。
これはつまり、ワーウルフ：ザ・フォーセイクンのルールで家豚はHumanityに従うのだが、野生の豚はHumanityなのかそれともHarmonyなのか？という事だ。
こういった非常に重要な事柄がルールブックの記載から漏れているというのは甚だ残念な事なのだが、どうでも良い事ばかりが目について、大事な事は漏れてたり理解できない英語で書かれていたりするのがWWクオリティなので仕方が無いとも言える。
一応明記しておくが、私自身はW:tFのルールブックは全然読んでいない。
順当に考察するならば、野生の豚（長いので以後「野豚」と省略する）はHarmonyに従うのだろう。
人間性に従う、という事は即ち社会性の獲得であり、それは家豚どもが身を削られるような艱難辛苦に幾世代も耐え続けてなしえた一つの到達点なのだ。これはある種の野犬が回転しながら空を飛び熊の首を引き裂くのと同じくらいの努力が必要なことである。
加えて、野豚側を見ると、彼らは未だ文明というものを知らず、高貴なる野蛮豚のままである。彼らの魂には家豚どもの失ってしまった『獣』が今でも息づいているのだ。
思い出して欲しい。旧作ワーウルフ：ジ・アポカリプスでは『獣』を持った種族のみが変身種族足りうる事を。ワーヒューマンは赤城山系で見かける事ができるがワードッグなる珍妙なナマモノは存在しない。
やはり野豚はHarmonyに従う気高き求道者達なのだ！

猪鍋を出され喜び勇んで食いついた所、「あれ？豚肉とあまり変わらないね・・・・・」などという感想を抱くのは、君自身の魂が『獣』を失い文明に隷従しつつあるからなのだ。これは現代文明に対する警鐘である。

ついカッとなって書いた。
公開してる事は後悔してるよーな。
ircで書くか横手さんとこにコメントでつければよかったかなー。でもなげえからさー。