シナリオ素案２ 「くろい、あめ」
昨日、ircでもちょっと言ったけど、作り直そうかなーと思ってて、なんかアイデアが浮かんだので書いてみた。
勿論まだ素案。
ただ、前のやつよりはWoDのコアっぽいような気がする。短めにできそうだし。
しかし、私はPCに特殊な力を持たせようとするシナリオばっかり作ろうとしてるな。
前の「欲望の石」（名前付けた）もそうなんだけど普通の人間が普通に行動じゃ満足できないのだろうか？
まぁ問題はどれ一つとして最後まで作れていないと言う事なんだがｗ
とりあえず宇宙意志は出てきません。
しかしPC3は練り込みが足らんな。
粗筋
大きな地震があり恵栖二市の一部で地盤の崩落が起こる。その時から街で様々な異変が起こり始め、PC達が調査に乗り出す事に。水の記憶と電霊の囁きを元に辿り着いたのは街の地下にあるかつての帝国陸軍が作った研究所。今は亡き帝国陸軍中佐の研究の成果であり失敗作である封印の男と彼の体に植え付けられた種。地震で男の封印が崩れ、彼は60年ぶりに外の世界に触れる事ができた。それが今回の事件の原因。天への帰還を望む種と束縛からの解放を願う男があげた救いを呼ぶ声が全ての源だったのだ。
- 異変１．雨に時折黒い液体が混じるようになり、住人が奇怪な夢を見始める
- 異変２．高齢者を中心に行方不明者が頻発する
PCのハンドアウト
- PC1:電霊交信者
- 切れかけた電灯の明滅、放映の終わったTV画面、チューニングの合っていないラジオ放送、繋がっていない受話器、不正終了を繰り返すWinMeなどからメッセージを読み取り何が起こるのか事前に予知する事ができる。現在進行中または未来の事しかわからない。太陽黒点の影響か、定期的に交信ができなくなる。
- またインターネットを介して電霊とコミュニケーションを取る事ができる。掲示板への一見無意味な書き込みや無関係そうなスパムメール、誰が作成したかわからないフラッシュなどに電霊からのメッセージを読む事ができ、尋ねたい事があればこちらからメッセージを送る事もできる。返事がすぐに戻ってくるとは限らないが。
- →電霊にネイティブ・アメリカン系の精霊の名前をつけること（単なる趣味）
- 勝手に発動する能力。自分の意志で読み取ろうとするには判定が必要。
- シナリオ上の役割：情報収集電波パート担当。天より舞い降りた「落し子」とも交信が可能であり、それを天へと戻すのが目的になる
- PC2:水憶感応者
- 殺人現場に残された飲み差しのワイングラス、金魚の泳ぐ水槽、死体の倒れこんでいた池、引きちぎられた猫の首から流れ出した血溜まり、ずぶぬれのインテルCPUを使用したPCなど、その水に触れる事で水に映った光景を目の当たりにできる。傷口から流れ出した血液などからでもそれが噴出した瞬間から場で起こった事を知ることができる。視覚のみ。
- 水分が蒸発してしまった後からは何も読み取れず、また少量の水分からは大した事は読めない。水蒸気も、蒸発した瞬間に水の持つ記憶が霧散するらしく読む事はできない。水が混ざると混ざる前のそれぞれの水が持っていた記憶は読み辛くなる。混ざった場合量が多い方の水が読み易い。
- 自分の意志で読み取るか読み取れないか制御できる。ただし水に触れなければダメ。利き腕・逆腕では能力の強さが違う（PLに選ばせる）
- シナリオ上の役割：情報収集グロパート担当。「落し子」を植え付けられた男の曾孫にあたる。男を解放する事が目的
- PC3:樹黄の手
- 異常現象の調査に派遣された、<樹黄団>に仕える<樹黄の手>と呼ばれる特殊工作員の一人。<樹黄団>とは、眠れる賢者<マイヨコティ>の残した旧約聖書外典<ヨコテ書>にある生命の木を求めて暗躍する秘密結社（と組織の外からは認識されている。この組織の事を知る者自体わずかだが）。彼自身は実働部隊であって結社の深奥などは知らない。
- 二挺拳銃の使い手。腰の後ろに二挺、右腕の裾の中に１挺、ブーツのホルスターに１挺を普段から持ち歩いている。日本などのように銃器の浸透していない社会ではナイフを使うよう言われている。こちらもかなりの腕前。好んで使うのは拳銃だが、必要とあらば機関銃、ライフル、ロケット弾など大概の携帯兵器を使用できる。
- マイスターには定時連絡を入れるよう命じられている。世界の様々な地域で活動するために、学こそ無いが数ヶ国語に堪能。
- 主の命に逆らう行動を取るためには意志力判定が必要。
- シナリオ上の役割：情報収集暴力パート＆戦闘時フォワード担当。実は他のPC二人にとっての障害になる。当初は事態の原因を突き止める事が目的だが、それが判明してからは「落し子」と男の確保を命じられる
