今朝方

窓の外のベランダから何匹かの猫が泣く越えが聞こえた。
カーテンを開けると、まだ血まみれの生まれたばかりの子猫たちが数匹、その親猫が二匹、そのまた親猫が1匹いて、子猫たちが泣いていた。
「あれ?前に生まれた猫は?」と思うと、ベランダの反対側に喉が噛み破られて、絶命した子猫が3匹とその祖父母にあたる猫が一匹倒れている。
カーテンを端まで引き開けると、ベランダの端に口元を真っ赤に染めた我が家の愛犬が鎮座ましましていた。
「うあ、うわわー、ぎゃー」などと訳のわからない悲鳴をあげながら、犬に餌をやるのを忘れており、そのためにかくの如き事態になったのあと思い立って、声をあげながらダッシュで水を汲んできて皿に入れ、餌を取りに向かった。

そんな夢を見て目を覚ました。
おかげで今日はあまり寝れなかった。
絶対、寝言で悲鳴あげてただろうなぁ……。