土曜のKAP

仕事中じゃないと書けないので二日遅れですが一応記す。
前日まで大阪に帰省しており、メールの確認ができなかったので連絡もできず、当初は参加しないものと思われていた。
きちんと連絡せんといかんなぁと。

んでどんな感じだったかというと、妖精や其の他不思議な現象に縁のあるソバージュ王国の長女が成人したので婿取りをするからみんなで行こうぜーというお話。
その王国は女系で女しか生まれないので毎回長女が成人すると盛大な儀式を行い、狩りの獲物で婿を決めるというところらしい。
PCは王への協力を求めるアーサー王配下と最低でも中立の立場をとってもらいたいロット王配下、そして流れ者とそれぞれ立場が違った3組で宴に参加。
お姫様の異常な容姿(APP28)に皆ガクガクしながら憧れを募らせる。ひどい人はあこがれ27とかまで(3d6+10だっけ?)。まぁ私のキャラだったんだけどさ。
私はメインキャラがカーリヨンの戦いで重傷を負って動けないので以前簡易作成した適当キャラで流れ者組として参戦。
今回久しぶりに参加したM氏のキャラと一応チームを組んでいたのだが。
初日の飲み会で、私のキャラは次の日に備えて寝たのに対し、M氏のキャラは女の子といちゃいちゃしてたので遅くなり、狩の初日(期間は1週間)から出足が揃わない。
というかそこが運命の分かれ道。

獲物を求めて彷徨うのだが、何せ不慣れな土地なので狩猟判定にでかいペナルティがつき(つーか元々狩猟に割り振ってるキャラじゃないので絶対失敗する)、一人じゃお話にならないので町に戻って手立てをみつけようとするが空振りに終わる。
一報M氏は最初にガイドをやとっており、初日からダイス目が走って素晴らしい獲物に出会い、またマスターが獲物を小出しにしたため、無事大金星を引き当てる*1
他の人たちは私ほどひどくはないが、あまりぱっとせず森を放浪。
話を聞くにつけ勝利の可能性は限りなく低く思えたので、どうせ捨てキャラだし、ここはまたイカレタプレイをするしかない!と思い至る。
まぁ狩の前から「最大の獲物は人間だろ?」と言ってたんですが。
と言う訳でM氏のキャラが町に戻るのを待伏せ、獲物を奪う事に。
一応表向きは獲物を持ってそうな人間を襲う、という事にしてあったのですが当然目当てはM氏。
戦闘でちょっとは怪我してるし、まぁ色々そのタイミングなら戦いやすかったものですから!
そして正々堂々?と一騎打ちを申し込む私。
勿論あちらは戦闘を回避しようと言葉を左右にして逃れようとするが、頑として聞き入れずあくまで戦闘に固執する。これも愛ゆえに!
剣を鞘走らせ、そろそろ問答無用で襲い掛かろうかしら?と思った頃にマスターに[公平]で判定を行うよう言われる。
ペンドラゴンというゲームには[慈悲深い]、[謙虚]、[敬虔]、[気前が良い]、[公平]、[勇敢]などの特性があり(対応する悪い面の属性もある)、何か行動する時にその特性が邪魔をしたり、行き過ぎた行動をとったりしてしまうことがある。
んで、キャラシを見ると何故か私のキャラは[公平]が一番高い。
そういえばキャラ作成時にゲーム的に判断して[公平]を一番高くしたのだった。
当然、判定に成功してしまう。
そして、今の行いは公平ではないと思い至り剣を収めて自らの行いを恥じて遁走。
Out of Storyする。

戦いたかったけど、この結末はこれでアホウなのでまぁ良しとした。

そんで、キャラが無くなってしまったので、ロット王組の道案内役にきていたNPCの騎士を使わせてもらう。
普通に獲物を求めて彷徨っていたのだが、3日か4日目くらいに、いい獲物が見つからず町へ帰ろうとした所、ワンダリングモンスターに襲われる。
マスター曰く、「こんなのこんな所に居るのか?」との事なのでどんなのが出てくるのだろう、と思っていたら、川を渉ろうとしたところ渦巻きができて乗っていた馬ごと引きずり込まれた。
まさかイングランドの辺境に河童が?!と色めき立ったのだが、容貌は「巨大なビーバー、あるいはワニに似た外見」だそうな。
ロックネスのやつか?!とも思ったのだが、サイズは馬よりも小さいよし。
全くわからんのでとりあえず、水中戦闘を試みる。

……

2ターンで撃破


いや殺されたんだけどね。
水中で剣を振るうというペナルティ+出目の悪さと2ターン目に敵にクリットが出た事もあってあわれ勇敢なるピエットだかなんだか氏は瞬殺されますた。
助けにきてくれたK氏が一太刀くれるも間に合わず、敵はNPCを殺して遁走、K氏は溺れるも馬に助けられて九死に一生を得る。
そして私はまたキャラ無し状態にw


あとはみんなが狩りをするのを見ていたのですが、結局M氏が最初にとった獲物を勝るものは出ず。
シナリオで指定されているのだろう他の参加していたはずのNPCがどんな獲物をとってきたのかを決定する事になる。
代表で、というか自分の対抗馬だからという事でM氏が賽を投げたのだが、これがまた良い目が出て、NPCの獲物はグリフォン。困った事にM氏の捕らえたクリムゾンライオンだかと同じポイント。
そして一騎打ちになったのだが……。

誰かがNPCの分のダイスを振る事になり、その相手もM氏が決める事になったのだが、今回一番出目が振るわない私が選ばれる。
やるからには勝利を目指さねば!
という事で、与えられたグローリー4000相当の騎士を使い、その能力を聞いて槍で戦いを挑み(M氏はランスも槍もあまり得意ではなかった)、当然のように姫への憧れで技能を+10させて攻撃、見事にクリティカルを出して大ダメージをたたき出し、M氏のキャラを一撃で馬上から突き落として昏倒させる……。


ほんまにすまん事をしたぁあああ


結局結婚したのはそのNPCになり、M氏はアーサー王配下側の説得を受けて怪我を治してからそちらへ向かうことになった。
ロット王配下としても、PCが誰も王にならなくて、新王は戦争自体に興味が無いので中立を保つため、一安心。


その後、事後処理としてメインキャラの傷を治療してもらい、無事動けるようになったので、散々悩みながらも王直々に騎士叙任をしてもらう。
晴れて近衛騎士となったのだが、はてさて私はほうっておくとチンピラor悪党プレイに走ってしまうので騎士としてやっていけるかどうか……。
まぁ良い鎧をもらったのですんごい嬉しいですが。

*1:ちなみに毎度の事だがM氏の戦闘中私は爆睡していた。20〜30分くらい?